信スポの面接試験では、ご自身のことや高校生活のことなどに加え、「なぜこの職業を目指そうと思ったのか」「目指す資格について理解できているのか」について聞かれることがあります。
今回は、はり師・きゅう師・柔道整復の特徴を整理しながら、面接で自信を持って話をすることができるポイントをご紹介していきます。
・はり師・きゅう師は国家資格であり、厚生労働省の認可を受けた専門学校で学び国家試験に合格する必要があります。将来的に開業することができます。
・腰痛や肩こりのような運動器系の症状、頭痛や神経痛のような疼痛、そして胃腸の不調、自律神経失調症など幅広い症状に対応することができます。
・最近では、美容鍼や不妊治療など、美容や予防の分野でも活躍の場が広がっています。
📢面接で話すなら、、、「薬に頼らず、身体の力を引き出す鍼灸の考え方に惹かれました。人の身体に寄り添う仕事がしたいです。」
・柔道整復師は国家資格であり、厚生労働省の認可を受けた専門学校で学び国家試験に合格する必要があります。将来的に開業をすることができます。
・接骨院・整骨院での勤務が多く、スポーツ現場や介護施設でも活躍することができます。
・柔道整復師が施術できるのは、骨折・脱臼・打撲・挫傷です。
📢面接で話すなら、、、「部活動で捻挫をした時、柔道整復師の方の施術に助けられました。自分も人を支える立場になりたいと思いました。」
よく間違えられるのが柔道整復師と整体師です。違いをしっかりと把握しておきましょう。
| 比較項目 | 柔道整復師 | 整体師 |
| 資格 | 国家資格 | 民間資格(または無資格) |
| 保険適用 | あり(条件あり) | なし |
| 施術対応 | 骨折・脱臼・捻挫などの外傷 | 骨格調整・筋肉ほぐしなど |
| 法的認可 | 厚生労働省 | 特になし |
【面接で伝えたい3つのポイント】
1. 職業理解があること「鍼灸師は自然治癒力を活かす」「柔道整復師は外傷に対応できる」など具体的に。
2. 志望動機が明確であること:自身の体験や興味を職業の特徴を結びつけて話す。
3. 将来について考えていること:「生まれ育った地域で開業したい」「柔道整復師としてスポーツ現場で選手を支えたい」
面接は、あなたの「信スポで学びたい!」「○○師になりたい!」という思いを伝える場です。
職業の魅力を語れるように、是非この記事を参考にしてみて下さいね!

